楽天モバイルのエリアは改善された?2026年最新|まだ電波が悪い場所も解説

楽天モバイルのエリア改善状況を表したアイキャッチ画像

「楽天モバイルって、数年前は繋がらないって聞いたけど今はどうなの?」
「料金が安いのは魅力だけど、いざ契約して自分の生活圏で使えなかったら困る…」

スマートフォンを乗り換えるとき、一番気になるのは「結局、自分の生活圏でちゃんと繋がるのか」ですよね。

先に結論を言うと、2024年のプラチナバンド開始や基地局の増設により、楽天モバイルの通信環境は以前より改善が進んでいます。都市部での屋外利用がメインなら、料金の安さも含めて検討しやすい回線になっています。

一方で、「どこでも完璧に繋がる」というわけではありません。地下鉄通勤が長い方や、地方の屋内での利用が中心の方にとっては、まだ事前確認が必須の状況が残っています。

この記事では、楽天モバイルの最新のエリア状況に加えて、「まだ弱い場所」「契約前に確認すべきポイント」「今のあなたに向いているか」までまとめて解説します。

目次

楽天モバイルのエリアは本当に改善された?

数年前に楽天モバイルを試して「これは厳しい」と感じた人ほど、今の状況は一度見直す価値があります。
まずは「どこなら使いやすくて、どこはまだ弱いのか」を生活シーン別に見ていきます。

楽天モバイルで改善が進んだ場所とまだ注意が必要な場所を比較した図

都市部の屋外利用は日常使いしやすい水準へ

東京や大阪などの大都市圏や、地方の主要都市における屋外での通信は、日常使いでは大きな不満が出にくい水準です。

とくに人が密集する駅のホームや繁華街では、5G通信の整備が重点的に進められました。その結果、屋外を歩いていて突然圏外になるといったストレスは減り、動画視聴などの日常的な用途であれば十分使いやすい状態に達しています。
ただし、同じ都市部でも建物の構造や利用場所によって差があるため、自宅や職場は公式のエリア確認で見ておくのが安全です。

地方や郊外では場所によって差がある

地方都市でも、市街地や国道沿いでは比較的繋がりやすいケースが多いです。

とくに郊外や山に近い地域では、同じ市内でも繋がりやすさに差が出ることがあります。楽天モバイルは自社回線が届かないエリアをパートナー回線(au回線)でカバーしていますが、このエリアの縮小・移行が進んでいるため、場所によっては電波が弱く感じる場面があります。

地下鉄や大型施設など屋内はまだ注意が必要

現在でもっとも注意が必要なのが、地下鉄やビルの奥深くといった環境です。

電波が障害物を回り込みやすい「プラチナバンド」の提供が始まり、地下環境は改善が進んでいます。しかし、すべての地下街や大型ショッピングモールの奥まで完全にカバーされているわけではありません。
都内地下鉄でも対策完了は2026年7月ごろの見通しと報じられており、路線や時間帯によってはまだ差があります。

楽天モバイルのエリア改善が進んだ理由

なぜ改善が進んでいるのかを知っておくと、「自分の使い方なら問題ないか」も判断しやすくなります。

プラチナバンドの開始

もっとも大きな変化は、2024年に開始された「プラチナバンド(700MHz帯)」です。

これまでの楽天モバイルの電波は直進性が強く、建物の壁を抜けにくい特性がありました。プラチナバンドは障害物を回り込んで届くため、これまで弱点だった「屋内」や「地下」への浸透力が高まります。
主要都市から順次拡大中の段階であり、公式の通信・エリアページでも品質向上への取り組みとして案内されています。エリアが広がれば、屋内での繋がりにくさが和らぐ地域も増えていくと考えられます。

都市部への5G基地局増設

物理的な基地局の数も着実に増えています。とくに都心部には5G基地局を密集させる戦略をとっています。

これにより、通勤時間帯や人が集まるイベント会場など、データ通信量(トラフィック)が跳ね上がる場所でも通信速度が低下しにくくなりました。動画をよく見る人にとって、無制限プランの恩恵を受けやすくなっています。

パートナー回線(auローミング)の扱い

楽天モバイルは、自社エリア外をauの電波(ローミング)を借りて補っています。

自社基地局が増えるにつれて、このauローミングは順次縮小・終了の方向で進んでいます。自社網での独立を目指す過渡期であるため、切り替えのタイミングで電波の「穴」を感じることもありますが、最終的には安定した自社ネットワークの構築に繋がります。
※重要事項説明にもある通り、パートナー回線エリアなどの提供条件は変更される可能性があるため、最新情報は公式のエリアマップで確認が必要です。

未来の衛星通信計画

楽天モバイルは、山間部や離島対策として衛星通信サービスも計画しています。2026年第4四半期の提供開始を目指していますが、料金や提供方法はまだ未定です。

楽天モバイルの電波がまだ弱い場所(具体例)

契約後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、2026年時点での具体的な弱点も知っておきましょう。

地下鉄(とくに通勤ラッシュ時)

通勤や通学で地下鉄を長く利用する方は注意が必要です。
地下の駅構内や駅間では、設備の都合で「アンテナは立っているのに通信が進まない」といったパケ詰まりが起きやすい傾向があります。

都内地下鉄の設備拡張は進んでいますが、実際の体感には路線や時間帯によって差があります。

商業施設の地下フロア・窓のない区画

古いビルの地下飲食店街や、窓のない会議室、入り組んだ大型ショッピングモールの中心部なども、電波が届きにくい傾向があります。
プラチナバンドの整備が進んでいるとはいえ、鉄筋コンクリートの奥深くには限界があるため、スマホ決済アプリを使う際などは入り口付近で開いておくなどの工夫が必要です。

地方の郊外・山間部

キャンプや登山、地方へのドライブなどで山間部に行く場合、基地局の密度が下がるため圏外になるリスクが高まります。
auローミングが縮小されたエリアでは、自社回線が届かないとそのまま圏外になってしまうため、山間部での利用が多い方は注意が必要です。

楽天モバイルのエリア改善の最新状況(2026年版)

現在のエリア改善に関わる重要なトピックを整理すると、次の通りです。

  • プラチナバンド:2024年開始。屋内や地下の繋がりやすさ改善に期待
    → 建物の中で弱かった人には特に関係が深いポイントです。
  • 地下鉄対策:都内主要区間は2026年7月完了見通しで進行中。全国の地下鉄でも順次拡張予定(報道ベース)
  • 衛星通信:2026年第4四半期の提供開始を目指す(詳細未定)
  • 事前確認:楽天公式ページにて、住所・場所・都道府県別でピンポイントなエリアチェックが可能
    → 契約前にここを確認するだけで失敗確率を下げられます。

このように、弱点克服に向けた動きは確実に進んでいます。

楽天モバイルに乗り換える前によくある不安

乗り換えを検討している方が、契約前によく抱く疑問や不安をまとめました。

自宅で圏外にならないか

一番困るのが「家の中で使えない」というケースです。プラチナバンドの拡大で改善傾向にはありますが、建物的構造(鉄筋コンクリートなど)によっては電波が入りにくいことがあります。事前に公式のエリアマップで住所検索をし、不安な場合は無料の小型基地局「Rakuten Casa」の利用条件も確認しておくと安心です。

地下鉄で通勤中に困らないか

都内の主要路線では対策が進んでいますが、朝夕のラッシュ時などは一時的に通信が遅くなる現象(パケ詰まり)が起こる可能性があります。通勤中に動画やゲームを途切れさせたくない場合は、乗車する路線で事前にサブ回線などでテストしておくのが安全です。

地方や帰省先でも使えるか

人口カバー率は高い水準にありますが、それだけで自宅や帰省先の細かい場所まで快適に使えるとは限りません。とくに山間部や郊外では、事前確認が必要です。自社回線とローミングエリアの境界線で電波が不安定になることもあるため、都道府県別のエリア情報で状況をチェックしておきましょう。

楽天モバイルのエリア確認で失敗しやすいポイント

契約前にエリアを確認するときは、地図だけ見て安心してしまうのが一番危険です。とくに次の3つは見落としやすいポイントです。

  • エリア内表示でも屋内は弱いことがある: 地図上でエリア内になっていても、それはあくまで「屋外」の予測です。鉄筋コンクリートの建物内などでは繋がりにくい場合があります。
  • 地図だけ見て通勤ルートを確認しない: 自宅と職場がエリア内でも、通勤で使う地下鉄の駅間などで電波が途切れる可能性があります。移動中の利用が多い人は路線ごとの状況も想定しましょう。
  • 自宅だけ見て帰省先やよく行く場所を見ていない: 自宅付近だけを確認して契約した結果、よく行く趣味の場所や実家で圏外になってしまうケースがあります。生活圏全体をカバーできているか確認することが大切です。

契約前に確認すべき3つのポイント

楽天モバイル契約前に確認すべき3ステップをまとめたフロー図

「じゃあ、自分の場合は契約しても大丈夫?」と迷っている方は、以下の順番で事前チェックを行ってください。これが一番失敗しない方法です。

1. 公式シミュレーションで自宅・職場を確認する

まずは楽天モバイル公式の「通信・エリアページ」を開きましょう。住所や場所を入力すると、ピンポイントで電波状況をシミュレーションできる導線が用意されています。都道府県別の情報も確認できます。
これで、生活の拠点となる自宅と職場のカバー状況を把握します。

2. 通勤・通学など「よく使う場所」の状況を想定する

地図上ではエリア内になっていても、それが「地下鉄の通勤ルート」なのか「入り組んだ建物の地下」なのかで実際の繋がりやすさは変わります。
自分がスマートフォンを一番よく使う時間帯や場所を思い浮かべ、そこが電波の届きにくい条件に当てはまっていないか確認してください。

3. 不安ならサブ回線として試す

どうしても不安な場合は、今の携帯会社を解約せずに、楽天モバイルを「サブ回線(デュアルSIM)」として新規契約してみるのがおすすめです。
使ってみて問題なければメイン回線に切り替えればいいですし、合わなければ解約することもできます。
可能であれば、通勤中の地下鉄や、よく行く商業施設の中でも一度試しておくと、乗り換え後のギャップを減らせます。

あなたが楽天モバイルに向いているか1分で判断

楽天モバイルに向いている人と慎重に判断したい人を比較した表

ここまでの情報を踏まえ、今のあなたが楽天モバイルに向いているか、簡易的に判断してみましょう。

  • 都市部在住で、屋外利用が多い: 向いている
  • 地下鉄通勤が長い: 事前確認必須(路線による)
  • 地方の屋内利用が中心: 慎重に判断(自宅のエリアチェック必須)
  • まずはサブ回線で試したい: 相性がいい

迷ったら、「自宅の中」「通勤ルート」「よく行く施設」の3か所で不安がないかを基準に判断すると失敗しにくいです。

楽天モバイルの評判は?改善を感じる人・不満が残る人の違い

X上の投稿を見ると、評価は割れています。都市部の屋外では改善を感じる声がある一方、自宅内や地下ではまだ不安定という投稿もあります。

改善を感じる口コミ

都市部の屋外や、日常的な買い物ルートなどでの利用では、ポジティブな声が多く見られます。

  • 都内の屋外:「前より全然マシ。都内で生活している分には、5Gもよく掴むし圏外になることはほとんどなくなった」
  • 日常スポット:「前はスーパーの奥だと決済が怪しかったけど、最近は普通に通ることが増えた」
  • 長期ユーザー:「数年前と比べたら、通信の品質はかなり良くなっていると感じる」

まだ不満が残る口コミ

一方で、特定の環境下をメインとする方からは、厳しい意見も出ています。

  • 自宅内:「家の奥だと弱い。窓際から離れるとアンテナが1本になって通信が遅い」
  • 地方の実家:「地方の実家に帰ると、途中の国道から外れた途端に圏外になってしまう」
  • 地下鉄の夕方:「地下はまだきつい。夕方の地下鉄は、表示は立っているのにページが全然読み込めないことがある」

公式の発表だけでなく、こうしたリアルな「場所による差」があることは念頭に置いておきましょう。
他の利用者の声をもっと知りたい方は、楽天モバイルの評判・口コミまとめ をチェックしてみてください。

楽天モバイルが繋がらないときの改善方法

楽天モバイルが繋がらないときの改善方法を4つにまとめた図

すでに楽天モバイルを契約していて、「急に圏外になる」「アンテナは立つのに通信できない」と困っている場合は、以下の方法を試してみてください。

端末の再起動や機内モードのオンオフ

移動中などに電波の掴みがおかしくなった場合、一度通信をリセットすることで、最適な基地局の電波を掴み直し、復旧することがよくあります。

4Gに固定する

5Gエリアの境界線付近にいると、スマートフォンが「5Gと4G」を頻繁に切り替えようとして通信が不安定になることがあります。端末の設定で「5Gをオフ」にし、4G(LTE)に固定すると安定するケースがあります。

屋内対策:Rakuten Casaを検討する

自宅内の電波改善策として有力なのが「Rakuten Casa」です。
自宅の光回線に接続して使う小型基地局で、5Gには非対応ですが、月額利用料・レンタル料・事務手数料は無料です。
ただし、個人利用の場合は「楽天回線対応製品を使っている」「事前に電波改善・調査依頼を出して案内を受けている」「指定のインターネット回線を契約している」などの条件があります。また、建物の構造や遮蔽物によっては同一建物内でも改善効果に差が出る場合があるため、まずは公式窓口で相談してみましょう。

電波改善フォームから要望を出す

楽天モバイルの公式アプリには「電波改善・調査依頼」のフォームがあります。困った場所を具体的に送信すると、基地局の調整や新規設置の参考データとして活用されます。

症状別のさらに詳しい原因や対処法については、楽天モバイルが繋がらないときの原因と対処法 の記事も参考にしてください。

楽天モバイルが向いている人・慎重に判断したい人

最後に、楽天モバイルが向いている人と、契約前に慎重に判断したい人の基準をまとめました。

楽天モバイルが向いている人

  • 都市部在住で、屋外や移動中の利用がメインの人
  • 毎月のデータ通信量が多く、動画やテザリングをよく使う人
  • 月々のスマホ代をしっかり抑えたい人
  • 契約前に、公式サイトで自宅のエリアシミュレーションをする手間を惜しまない人

慎重に判断したい人

  • 自宅マンションの奥など、屋内での通信品質を最優先したい人
  • 地方の山間部や郊外での利用が多い人
  • 通勤中の地下鉄で、動画やゲームが途切れるのを絶対に避けたい人
  • 事前の確認やサブ回線でのテストをせず、一発で失敗なく乗り換えたい人

まとめ

楽天モバイルのエリアは、プラチナバンドの開始や都市部への5G集中展開により、以前より日常使いしやすい回線になっています。

データ無制限で料金が安いというメリットは非常に魅力的です。しかし、地下鉄や地方の屋内など、環境によってはまだ繋がりにくい場所が残っているのも事実です。

まずは公式サイトのシミュレーションで、自宅・職場・よく使う場所を確認してみてください。相性が合えば、料金とデータ容量のバランスに優れた選択肢になります。いきなりメイン回線を切り替えるのが不安なら、まずはサブ回線として試してから判断するのが現実的です。

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この記事を書いた人

SIMトクは、楽天モバイルを中心に通信キャリアの制度・仕様・契約条件を中立的に整理する解説サイトです。

「安さ」ではなく、「向いているかどうか」を判断できる材料を提供することを目的とし、場合によっては「やめた方がいい」という結論も明確に示しています。

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